Code and Passion Take Me Anywhere

読了: 読んだら忘れない読書術

time 2017/01/07

読了: 読んだら忘れない読書術

※注意: 若干のネタバレ含みます。

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

posted with amazlet at 16.12.22
サンマーク出版 (2015-04-22)
売り上げランキング: 9,105

読んでも忘れたら読まなかったのと同じ

ズバリ「意味のある読書をする方法」について書かれた本。
特にタイトルの通り「本を読んでも内容を忘れたり思い出せなかったそれは読まなかったことと同じ」ということを著者は強く主張している。
まさに自分も最近「時間を書けた割に内容が自分のものになっているのだろうか」と同じことを感じていたので、この主張とタイトルに強く惹かれた。

そして読んだことを忘れないためには「読んで学んだことを外部へアウトプットすべし」という指摘は、シンプルだけど多くの人がやっていないし効果もありそうだなと思ったが、ブログなども書いているうちに面倒になって長続きしなくなるものなので、うまく習慣化できるかどうかは別問題な気がする。

もう一つは本の選び方に関する記述があったのも良かった。
「すすめられたから」という理由で書籍を買うことはよくあると思うだけれど、「誰がその本を勧めているのか?」という点に気をつけて「自分の目標とする人からすすめられた本を買うべし」というのが、まさに naoya ito 氏の関係性がコンテンツに与える価値のポストと全く同じ主張だったのには驚きだった。
技術書のような本は自分のプログラミング技量の問題もあり、必ずしもそれが自分に価値あるものとは限らないけれど(ちなみにその点も本書ではきちんと解説されている)、尊敬する人に人生を変えた本について聴いてみるのは自分にとっての価値もあるし、良い会話のネタにもなりそうなので実践していこうと思う。

若干の違和感を感じる部分も

ただ内容的には違和感を覚えた部分もいくつかあった。
たぶんその主な理由はところどころで「他の方法よりも読書がベストである」という読書偏重的な主張がされていた点だと思う。

例えば「すぐに古くなるのは情報で古くならないのが知識」という話から、知識を得るには読書が一番という話をしていた部分があったのだけれど、自分は知識になるかどうかは情報源とは何の関係もないのではないかと思ってしまった。
最近はネットの情報であってもソースが消える前にEvernoteやPDF化で永久保存できる。
なので、要は前述の「知識として定着させて自己成長につなげる」ことができていればなんでもよいはずだと思った。

別の箇所で「とあるSNSの使い方を勉強するにはどうすればよいか」という疑問に「0ベースで独学するよりハウツー本を読めば短時間で使い方が勉強できる」と書かれていた。
これも別にハウツー本で時間短縮ができる点は間違っていないけれど、読書の重要性についてSNSの使い方を例にするのはちょっと的外している感があるかなと。
ツールの使い方だったら、むしろネットから得た情報の方が正確だしアップデートもされている。
それにこういったツールの使い方というのは試行錯誤をした方が覚えられることもあるし、あえて失敗してみたことの方がよく覚えていたりすることもあると個人的には思う。
その意味でも、知識を得る手段が読書である必要性は必ずしもないのではと思った。

この本を書いた目的が素晴らしかった

なお本書の最後に、著者の樺沢さんがこの本を書いた真の目的について書いて締めくくっている。
それは、元々は精神科医である著者がなぜ読書の仕方を本にして広めたいのかということについてで、個人的にはこれを先に書いてくれるともっと共感ができたのではないかなぁと。

ということで書評始めてみたけれど

なんかまだ上手く自分の言葉でまとめきれていないし書き慣れないけど、量を書くしかないな。
モリジュンさんの書評みたいに書いていけばいいのかな


UA-44092231-5
Bitnami