imaizumeの個人メモ

コードとか旅とか飯とか

2016年 啜れてよかった麺 ラーメン編 ベスト5

今年食べたラーメン杯数は60杯(以上)でした

 

2016年のラーメン

研究室からの帰りに後輩とラーメンの話になったので、Google Photoのラーメンフォルダで画像数を確認した所、なんと今年の分で60枚も見つかった。 基本的に外でラーメンを食べるときには必ず写真を撮るので『写真の枚数=食べた数』と考えてよいはずだが、たまに撮り忘れやスマホの電池切れになってしまうので、それを考えると60杯以上は確実と考えられる。 (おじさんになるにつれてコレを我慢しなければいけなくなることを考えるとツライ...) ただ、同じ店でも写真は別カウントなので、訪問数はこれより少なめ。

...で、このうち二郎 VS 非二郎の割合を見た所

二郎: 30杯 VS 非二郎: 30杯

半々の割合で食べていたことが判明!!

というかそもそも年60杯 = 週1以上のペースで啜っていたことの方のが驚き(笑) まぁマニアっていうレベルには到底及ばないけれど、一般人よりは多く啜ってるでしょ、多分。

というわけでせっかく食べた味を忘れたくないので、今年の「啜れてよかった麺」ベスト5というランキングを作ってみた。 非二郎部門と二郎部門で、それぞれランキングを作ったので、このポストでは非二郎(ラーメン)部門のランキングを紹介しようと思う。

追記: あとで再計算したら70杯食べてたので週1ではなく5日ペースでした。

5位: 鶏そば (鶏そば まるだい)

鶏そば

最後に大学近くにラーメン屋ができたのは、駅前の麺処麒麟児(5年前くらい?)で、しばらくはラーメン店が進出してくる気配がなかっただけに、正直店ができただけで嬉しかった。 なのにここはまるで表参道にあっても不思議でないと思わせるほどの、モダンでスタイリッシュな店で、味のクオリティも非常に高い。 個人的にはあまりの満足度に3日連続で通ったこともあった。 しかも、感覚的には1,000円取っても変ではないうえに、鶏そば500円でタマゴ入りというサービスの良さ!! 今の時代どこの店も値上がりで、ワンコインで食べれるラーメン自体が珍しいのに、「嘘だろ...」とメニューを初めて見たときの衝撃は今でも忘れない。

もちろん500円の鶏そばでもよいのだけれど、個人的には野菜が素揚げで乗ってくる辛味鶏そばの方も試してほしいと思う。 駐車場があるってのも地味にありがたい。

[blogcard url="https://ramendb.supleks.jp/s/94643.html"]

4位: 特製鶏そば (AKEBI)

特製鶏そば

柏駅周辺はラーメン激戦区で昔から入れ替わりも激しいのでなかなか情報を追えず、AKEBIのことを知ったもつい最近のことだった。 最近ガッツリ系がちょっと入らなくなってきたのもあってふと訪れたが、ここのラーメンは胃に染み渡る一杯だった。 クリアでコクのあるスープは、動物と魚介の両方がうまくブレンドされているらしく、両方の良い部分だけがしっかりと伝わる味。 そこに投入されるツルツルプツプツの中細麺もなかなか良い食感で、どの具材にもうまくフィットしていた。 ラーメンの初心者や純粋な中華蕎麦が好きという人なら、きっとここのリピーターになると思う。 このAKEBIで啜ったの期に、自分の好みもガッツリからあっさりへとシフトしたほどだったので。

[blogcard url="https://ramendb.supleks.jp/s/57315.html"]

3位: 台湾まぜそば (麺屋こころ 大岡山本店)

台湾まぜそば

大岡山へ友人に会いに行ったとき、彼が連れて行ってくれた店。 実は店で食べる人生初の台湾まぜそばで、かつ満足度が超絶高かった。 台湾まぜそばは辛いので、きっっとそっちに集中してしまうだろうな...と思っていたのだけれど、こころのまぜそばはしっかりと「辛さ」よりも「旨さ」が立っていた。 にんにくとかネギの薬味がパンチをきかせていたのと、ノリや魚粉の香りが良かったのが勝因と思われる。 そもそも個人的に混ぜるのは味が均一化されてそれが最後まで続くから単調で好きじゃないんだけれど、こころの台湾まぜそばは逆にしっかり混ぜないとあとで絶対後悔する。 味変したいなら卓上の山椒と六角で十分、当然ですが追い飯も必須ですよ。

[blogcard url="https://ramendb.supleks.jp/s/72252.html"]

2位: エビ細つけ麺 (つけ麺 一燈)

エビ細つけ麺

新小岩まで行ったものの一燈は相変わらず行列していたときに、軒先で知って訪問したお店(というかあとで知ったけど一燈って支店がけっこうあるんだね)。 他ではあまり食べられないエビのつけ麺に運よく遭遇。 ここは曜日によって提供されるメニューが違うので要注意。 このエビ細つけ麺はまずスープなしで麺だけで食べるのが良い。 しっかりと締まった麺の食感は、浸してある汁についている味だけで食べることで十分に堪能できる。

もちろん、エビの旨味と香りが濃縮されたつけ汁にもくぐらせれば、濃厚すぎてエビを食べた時以上にエビを食べた感じがする。 チャーシューもこの濃厚なエビの味を邪魔しない、さっぱり系の鶏チャーシューでこの組み合わせも最高。 動物系や濃厚魚介系が苦手という人でも、このつけ麺なら多分美味しく食べてもらえる確証がある、そんな一杯。

[blogcard url="https://ramendb.supleks.jp/s/84885.html"]

1位: 神の炙り肉盛り味噌つけ麺 (札幌 みそのマルエス)

神の炙り肉盛り味噌つけ麺

こちらは秋に新大久保で行われた大つけ麺博プレゼンツ つけ麺 VS ラーメンでの特別コラボつけ麺だったが、また来年同じものが出たら啜りに行きたいと思わせる格別な味だった。 今まで味わったことのない、ベジポタかと思うほどクリーミーでマイルドなスープに衝撃を覚えた1杯。 そこに「神の炙り」の名にふさわしい、超とろとろ絶品チャーシューが見事にマッチしており、正直3杯はイケる!! というくらいの絶品つけ麺だった。 平打の麺がまた良くスープを持ってきてくれて、しかもなぜかスープの味が薄くならないので最後まで味がキープされていた。 あと自分はスープが冷めて薄くなるのが嫌で普段つけ麺をあまり食べないのだが、このつけ麺は野外で食べたにも関わらず今までの中で冷めても美味しいつけ麺ランキング一位でもあった。

イベント限定なのが本当に惜しい。 ぜひともマルエス食堂(札幌)と柊 NEXT(大阪)にも足を運びたい。

[blogcard url="https://ramendb.supleks.jp/s/30131.html"] [blogcard url="https://ramendb.supleks.jp/s/92988.html"]

某YouTuberの影響力がデカイ

ちなみに今までもラーメンは好きだったが、今年はYouTubesusuru TVを見はじめた影響でラーメン欲が一層増進されてしまったというのも要因の一つ。 石神秀幸氏に並ぶカリスマYouTuberなので、susuru氏を知らなかったマニアはぜひチェックしてほしい。

ということで年末までに二郎編もやろうと思います。

ベンチャーで総合職目指す人が自分の実力を把握したりアップできるかもしれない場をエンジニア視点でピックアップした

エンジニアの就活には自分の実力を知る機会がたくさんある

僕は来年からとあるITベンチャー企業でエンジニアになります。 ベンチャー企業のエンジニアを志望する場合、就活対策として自分の今の実力や会社が求めるスキルレベルの把握が重要です。 なぜなら多くのベンチャー企業は一般の大手企業とくらべて現在の実力を重視するところが多いから。 実力とはエンジニアでいえばプログラミングやマネジメントのスキル、経験や成果物のこと。

そして自分の実力は他人と比較して初めて立ち位置がわかるものです。 スポーツで言えば毎日一人で練習していても、試合に出なければ全体の中での自分のレベルがわからないのと同じ。 立ち位置が分からないと、志望する職種でやっていけるかという漠然とした不安に襲われるだけではなく、改善のための具体的な行動につなげることが難しいため、周囲から「意欲はあるけれど行動ができない、あるいは間違った努力をしてしまう人」という認識を持たれてしまうのです。 また友達がスゴそうなところから内定をもらったり、何かスゴそうなこと(インターンとか学生団体とか)をしたりするのを見て、自分がダメに思えてならなくなるときがあったりします。 そのときにも、他人とのレベル差を客観的に捉えることで、必要なフォローアップと無駄な思い込みを発見することにつなげられると思うのです。

エンジニア志望だと、自分の実力を測れる機会がたくさんあって、僕も学部生のうちからそういう活動に参加していました。 例えば僕が経験したものとしては

  • インターンシップ (ある程度の技術力が必要で、それでも社会人のエンジニアさんと働くことで実力不足を実感できる)
  • アルバイトや受託製作 (プログラマのアルバイトをやっている人が多い印象、あと自分は飲食店のHPを受託したりしました)
  • 起業やプロジェクト (友達で起業したり、起業までは行かなくても何か面白い企画をやろうとしている人がいてそこに加わるとか)
  • 自作アプリやWebサイトの公開 (たいがいフリーで作って全世界に公開できるのでかなり自己アピールに有利)
  • ハッカソン (数時間から数日で一気にアプリやサービスを製作し発表するというイベント、アイデア・技術力・マネジメント力の全てが試される)
  • プログラミングコンテスト (ハッカソンよりも技術力勝負の大会)
  • オンラインのプログラミングスキルチェックサービス (プログラミングの問題を解くことでレベルを客観的に評価してくれるサービスが多くある)
  • LT会 (いわゆるプレゼント大会、ここでの発表資料も大会後には一般公開されることが多い)
  • ブログやQiitaなどでの情報発信 (自分が作ったものや技術解説をしてドヤる文化)

こういう場では、少なからず自分と近い年の人が多く参加していて、必ず自分よりもレベルが上の人に出会います。 そのため自分の実力はどの程度のレベルか、彼らに追いつくには何をすべきかを知る良い機会になるのです。 また何かしらの成果物は出来るものなので『成果物のクオリティ = 今の自分の実力』というわかりやすい構造があるのも事実です。

よって僕はベンチャーを志望する人へは、変な就活セミナーよりも自分の力を試す機会を就活イベントとしてオススメしています。

総合職志望だと実力を把握できない!?

ところが先日後輩と話をしていてベンチャーの総合職を志望している人が自分の実力を知るにはどうすればよいのでしょう??」と聞かれて、その場ではうまい返答が思いつかず悩んでしまいました。

いろいろ考えてみましたが、エンジニアと違って総合職には「技術力や成果物 = 実力」というような構造がありませんし、「この会社に入るにはこれくらいの力が必要」という感覚をはっきりつかむのも難しいだろうなと思いました。

その後輩は学部の早いうちから有名企業のインターンシップに行きたいようで、どうすれば受かるのかを知りたがっていたようでした。 僕はエンジニアには前述のようなイベントをオススメしているのですが、総合職の場合はどうなのかということについて全く考えたこともありませんでした。

そこで今回は、ベンチャー企業でエンジニア就活をした視点から、ベンチャーの総合職志望者にもオススメできそうな、自分の実力を把握したりアップできそうな場について紹介してみようと思います。

1. ハッカソン

[blogcard url='https://note.mu/ideagram/n/nb81049a87d15']

ハッカソンは、数時間から数十時間をかけてチームでアイデアを出し合って一気にアプリを作りリリースするところまで持っていくエクストリームなイベント。 一見すると完全にエンジニア向きなイベントのようにも見えますが、実はそれ以上に非エンジニアの力が必要となる場面が多々あるのです。

例えばチームの進捗管理。 エンジニアはプログラムを書くことに必死で自分以外のことを気にしている余裕がありません。 それ以上に (主観ではありますが) エンジニアはチームをまとめる役に回りたがらない人が多く、個人プレイを好む傾向があります。 このため全体の進捗管理、課題やアイデアの整理といった部分にはぜひとも非エンジニアの方の力をお借りしたい所です。

また最終発表のプレゼン作成はプレゼンのスキルアップに直結すること間違い無し! 自分たちで作ったサービスの利点や魅力を伝えることで、実際の営業活動とほぼ同じ経験ができるうえ、他チームを見てプレゼンスキルを比較・改善する良いきっかけになるでしょう。 もちろんプレゼンには審査員からの講評もあるので、サービスのことをしっかり理解して質問に答えるという訓練にもなると思います。 僕が参加したハッカソンでも、最終プレゼン資料を作ってくれたのは非エンジニアのメンバーでした。 つい技術の話ばかりしてしまう僕らと違い、非エンジニアの方がずっと上手くユーザー視点に立ってサービスの魅力を伝えられているなぁと思っていました。

別のメリットとして、エンジニアと一緒に作業をすることで多少なりとも技術に対する理解が深まるということもあげられます。例えば

  • 「この機能を使うにはログインが必要か」
  • 「購入が終わったらどのページに遷移すべきか」
  • 「このメニューはスマホでどう表示されるべきか」

といったようなことをエンジニアと話すことで、技術的な単語や知識を知りエンジニアとの意思疎通の難しさを経験できるのです。 (彼らは本当に難しい生き物なのです...) 多くのベンチャー企業では、サービスを作っているエンジニアとも話しをして仕様を把握したり問題点を確認したりする機会が必ずあります。 彼らとの話し方を知っていることは企業側から見ても、とても魅力的なポイントであることは間違いないでしょう。

2. ビジコン / Starup Weekend

ビジコンとは「ビジネスプランコンテスト」のことで、ハッカソンがアプリ製作を伴うのに対してビジコンは事業のアイデアや収益化の方針といった事業計画をまとめてプレゼンするイベントになります。 サービスのアイデアが事業として収益が成立するかということを、企業のCEOや投資家の人たちから指摘してもらいながら考えて投資を受けるためにプレゼンするという実践的な内容のイベントです。 ただし実際のサービスを作るわけではなく、あくまで『具体的なアイデア』止まりになるものなので、「ビジコンは評価されにくい」という評価をしている友人も居ます。 とはいえ経験としては充分に参加する価値はあると思いますけどね。

また僕自身ビジコンには参加したことがないのですが、似たようなものでStartup Weekendというイベントに出たことがあります。 こちらもスタートアップ企業を2-3日で立ち上げてビジネスモデル (計画は要らない) を作り、場合によってはサービスのベータ版まで作って披露するというものです。 期間中は部屋の中ではなく実際に街に出て自分たちが考えたサービスのデモンストレーションやアンケート調査を行い、お客さんとなり得る街の人達からフィードバックをもらうことに重点が置かれています。 より起業や小さな会社での事業立ち上げに興味がある方にはこちらの方がさらに実践的でオススメかもしれません。 またエンジニアやデザイナーと一緒に作業することになるので、その意味でも僕自身はこちらを推しています。

[blogcard url='http://tokyo.startupweekend.org/']

3. 初心者向けプログラミング勉強会 / LT会

ベンチャー企業だと、自社サービスの理解のために総合職であってもプログラミングの勉強を課しているところも多いみたいですね。 僕が知っている範囲だと、未経験からエンジニアになられた方でリブセンスの渡邉さんという方の記事がネットだと有名だと思います。 今見たらリブセンスの新卒採用ページに未経験者エンジニア採用のページまでできていました...

[blogcard url='http://newbie-engineer.livesense.co.jp/']

なので面接とかでもある程度はそういう技術的な話をされるのかもしれません。

「プログラミングの勉強会に参加するのは敷居が高そうだなぁ...」と思う方もご安心を! 最近は初心者向けのプログラミング勉強会がたくさん開かれているのでぜひ行ってみましょう。 意外にも「文系で総合職だけどプログラミングもちょっと始めてみました♪」みたいない人がたくさん来ていて刺激になると思います。 当然同じ初心者でも参加者間でレベル差はあるので、お互いにどういう勉強をしているかとかを聞いてみると、システムに関する技術・知識レベルをより客観的に把握できると思います。 もっとガッツリやってみたいなら、夏休みとかにTech Campに参加するのもアリかもしれないです。 これはブートキャンプ式でプログラミング未経験者がプログラミングを勉強しエンジニアになるための基礎を身につける教室で、最近かなり人気らしい。 てかだんだん話がエンジニア寄りになっている気がするけれどまぁいいか...

[blogcard url='https://tech-camp.in/']

LT会は"Lightning Talk"の略で、いわば短いプレゼンの発表大会のこと。 これもエンジニアの文化の1つで、テーマに合わせてプログラミングでの成果物をドヤしたりウケを狙ってネタを仕込んできたりするのですが、こちらも初心者向けのLT会が増えているように思います。 学び初めてすぐ発表している人だと「1ヶ月でここまで勉強した」とか「数週間でこんなもの作ってみた」というようなテーマのLTが多いです。 残念ながらベンチャーに限って言えば「総合職だからプログラミングとかよくわからない」という時代ではなくなっていますので、自分のプログラミングに対する理解を深めるには、自習だけではなくこうしたイベントに出て、中途半端でも発表してみることが実力把握につながるんじゃないかなぁと思ったりしました。

学生や初心者限定の勉強会やLT会はdotsとかで探すとたくさんヒットします。

[blogcard url='https://eventdots.jp/']

4. ブログでの発信

https://twitter.com/kensuu/status/795424198990524416

ブログでの発信も実力把握やアップには有効でしょう。 自分の考えを文にまとめて伝える技術というのは、どんな仕事でも必須のスキルですし、レポートや卒論作成にも少なからず役立ちます。

逆に言えば最初は文章を書けない自分に絶望しますが、それこそが実力把握なのです。 また訪問者の統計を見たりはてブやコメントをもらうことは、自分の文章の他人からの評価そのもの。 好きなことで良いのでブログを通じてアウトプットし、他のブログを読んで勉強しましょう。 もし動画の方が得意ならYouTubeでチャンネルを開設するのもアリだと思います (自分の知り合いにもYouTubeで情報発信している人はいます)

ブログは発信だけではなく記録の側面も持っています。 自分の活動を発信するのはもちろんのこと、自分で見返して「あぁ、オレこんだけ成長したんだな」と振り返ることも大変有用です。 そういう実感が「やれば出来る!」という成功体験をもたらし、新たなチャレンジへと自分を進めることにつながるでしょう。

「でも書くことがないし...」と悩む人もいるかもしれませんが、始めはこんなところで良いのではないでしょうか。

  • 読書記録を感想、意見、考察付きで書いていく (ビジネス書が定番だけどなんでも良いと思う)
  • 参加したイベントの忘備録 (後述の勉強会だったりゼミだったり)
  • 流行のネタやトピックについて (Pokemon Goとかピコ太郎とかなんでも)
  • 不満とか問題提起とか、ただしTwitterの裏垢的なことはしない、あくまで論理的な話を展開する

ただブログは続けるのが難しいというのも事実。 そのために目標を決めたり、アフィリエイトでのお小遣い稼ぎを狙ったり、書き方を工夫したり (なるべく短くするとか中途半端でも出すとか) することも必要かも。 かく言う自分もこうしてブログをやっていますが、ちゃんと目標を決めてやっているわけではないのでダラダラしがちです (汗)

イケハヤさんの「武器としての書く技術」はブロク初心者向けに続けるためのコツやブログでの稼ぎ方がまとめられていて、読み応えもあるのでオススメの一冊です。 ただし実行に移すのが難しいという難点が...というのは僕側の問題ですね、すみません師匠。

武器としての書く技術 (中経出版)
KADOKAWA / 中経出版 (2013-06-27) 売り上げランキング: 5,075

終わりに

という感じで挙げてみたけれど、やっぱり実力を把握できる具体的な場所っていうのはあまり思いつきませんでした。 求められているものが技術的な部分ではないですし、成果物としてパッと目に見えるものが作りづらいからですかね... 本当にベンチャーで総合職の人はどうやって実力つけているだろうかと気になって仕方ありません。 また他の方に聞く機会があったら続きの記事を書くかもしれません。

社会人でやり続けるとマズいエンジニアの勉強方法5選

僕は専攻が情報系ということもあり、周りにはIT業界でシステムエンジニア(SE)やプログラマを志望する学生さんがたくさんいて、プログラミングなどでの相談を受けたりすることがよくあります。 するとその中で「この勉強の仕方を社会人で続けたらまずいな」と思う人がそこそこいます。

僕が見た範囲だと、多くの学生さんは普段授業で習った範囲でプログラミングをしていて、卒研や修論をしていても新しい言語やライブラリの使い方などの勉強は正直そこまで力を入れているという印象がありません。 僕はこういう『今の自分にできる範囲』で課題を片付けようとしてしまう姿勢に、いつも疑問を感じてしまいます。

課題提出期限までの時間がないとか、(モダンな)プログラミングに詳しい人がいないとか、社会人経験がいないというような事情があるのもわかりますし、そういうことは社会人になってから身につければ良いという考え方もあるかもしれません。

しかしSEにとって、勉強とは習慣であり、習慣は身につけるのにも直すのには時間や労力がかかるものです。時間のある入社前に「SEとしての正しい勉強方法」を知っておくと、入社後の成長の下地になると思います。

そこで今回は僕が感じた、社会人でやり続けるとマズいエンジニアの勉強方法を5つ紹介します。

1. プログラムやエラー文をしっかり読まない

プログラムやエラー文をしっかり読まない

まずはしっかり自分が書いたプログラムやエラー文を読む習慣を付けましょう。

経験ある人も多いかと思いますが、自分も研究室で「○○っていうエラーが出てるんですけどどうしたらよいですか???」みたいな質問を受けます。 そこでたいてい言うことは次の通り。

  • まずエラー文はちゃんと読んだ?
  • エラーの発生前はどんな処理をしている?
  • エラーの位置は何行目の何文字目?
  • その関数は何を入力に何を返却するもの?
  • 公式のリファレンスにはなんと書いてあった?

すると「よくわかっていないけど、とりあえずコピペで動かしてみた」というケースがやたら多いのですが、これは絶対に直した方がいいです。 今自分が書いたコードは何をしているのか、どんなエラーがどうして発生したのかをよく読む癖をつけないと、いつまでもパターンを覚えられず、関連するプログラムへの知識が一向に深まりません。

関連する話としてデバッグの方法を知らないという人も多いですね。 例えばステップイン実行をするだけで、変数の値がどこで予期せぬ値に変わるのかが分かりますが、見ているとそもそもやり方を知らないという人が多いので覚えておきましょう。

2. 知らない言葉を調べない

知らない言葉を調べない

Unixには「知らないコマンドは絶対叩かない」という格言(?)があります。 これは、逆に言えば意味を知らなければ何もできないということです。

プログラミングをしていると、知らない言葉に頻繁に出会いますが、そういう時に放置してしまう姿勢は考え物です。 単に自分が困るだけではなく、クライアントやチームメンバーと話をするときもわかったフリして話を進めた結果、タスクの実行が困難になったり期待はずれのことをしてしまい全体に迷惑がかかるからです。

ここで注意してほしいのは、必ずしも100%の理解をする必要はないということ。

例えば「HTMLとは何か」の認識が完璧にできていなくても

  1. HTMLというよくわらないもの
  2. HTMLというホームページを作るための書き方でカッコで何かわからない文字を尖りカッコで囲った難解な文章

では、その後にできることがだいぶ違いますよね。 「よくわからない」では相手もどこから話を始めていいか分からないでしょう。 でも、ある程度わかっていれば、ホームページの話をしていることは共通認識として持てますし、次はHTMLタグの種類を説明すれば良いというように、理解が足りない部分が具体的になります。

言葉の意味を多少でも知っておくだけで、再び勉強するときもとっつきやすくなるし、「ある程度知っているなら」という条件付きでプロジェクトに参加できる可能性も増えます。

3. 言われたことを言われた範囲でしかやらない

言われたことを言われた範囲でしかやらない

仕事でもそうですが、言われたことだけをやり続けるのもご法度。

例えばぼくの大学では1年生の授業でプログラミングを教える際、先生がエディタとしてTerapadというエディタを紹介します。 Terapadは汎用性があり軽量なのですが、補完やオートインデントなどの機能がないためある程度プログラミングをしていると不便に感じてきます。

しかし、卒研の段階でも複雑なプログラムやLaTeXで書く論文をTerapadで書き続けている人が大勢いるのを見てとてもびっくりしています。 「不便じゃないの?? もっと便利なエディタがいっぱいあるよ」と教えると「え、そんなものあったの??」というような顔をされます。 こうなってしまうのはTerapadしかない」「教えられたものだけしか使ってはいけない」という頭、言い換えれば「他にどんなエディタがあるのだろう」と発想できない頭になってしまっているからにほかなりません。

そうなってしまっては、学習の幅も機会も相当狭まってしまいます。 ぜひ言われたことの『上下左右』を考えましょう。

例えば最初にHTMLの勉強をしたら

  • なぜHTMLは表示されるのだろう
  • 同じことをまとめておけないだろうか
  • クリックしたら動くようにするにはどうするのだろう
  • サーバーってなんだろう
  • もっと楽にHTMLを書けないだろうか

などの思考を持つと学習することの幅がグッと広がります。

4. 英語を避ける

英語を避ける

これもあまりに多すぎます、英語しかないから諦めるという人。 海外の公式ドキュメントやStackOverFlowに当たっただけで、ブラウザのバツボタンを押しちゃう人がかなりいます。

これはとってももったいないこと! ほとんどの記事は高校レベルの英語力で充分に読めるので、少し時間をかけて読めば日本語のソースを探し続けるよりもよっぽど効率が上がります。 簡単な内容でも、なぜか日本語には答えがなく、逆に英語だとすぐに答えが見つかることも多いです。

かく言う自分も、実は以前インターンしていた時にあるフレームワークの使い方を日本語で調べていました。 その時は日本語の方が早く見つかるし理解も正確にできると思ってたのですが、先輩から「英語じゃないと一次情報(=誰かの伝聞や翻訳されていない公式の情報)に当たれないから、日本語はやめたほうがいいよ」とアドバイスされました。 それまでも特に英語には苦手意識はありませんでしたが、なんとなく日本語の方が読みやすいと思っていたのでついついそっちを見てしまっていたのでした。

それから英語のドキュメントを読む習慣をつけたところ、まるで道が開けたように使えるライブラリが増えたり知らない情報を自分のものにできるようになりました。 決して英語を勉強しなおす必要はなく、知らない単語だけ辞書で調べる程度で充分なのです。 大事なのは「英語だから見ない」という意識をなくすことです。

5. 勉強したこと自体に満足する

勉強したこと自体に満足する

勉強は何のためにするのでしょうか? それがわからないで盲目的に勉強することは、貴重な時間を無駄にするだけです。

会社の目的はお金を稼ぐこと。 あなたの興味と会社の必要性は、一致する場合もありますがそうでないこともあります。 (なので僕は可能な限りそこが一致する会社に行くことを選んだのですが)

なので「とても有意義に勉強できた!!」で終われば、それは会社的には何もやらなかったことと同義です。 趣味としてやる勉強自体はよいですが、しっかり普段の仕事のスキルを上げるための自分磨きをする習慣を付けたいところ。

そのためには「この勉強をすることで仕事にどう役立つのだろう?」という疑問を考える習慣をつけるべきです。 普段の勉強でも、目的を考えてやるだけでその後のアウトプットが大きく改善されると思います。