imaizumeの個人メモ

コードとか旅とか飯とか

SNS時代にあるべき名刺とアカウントの姿

概要

社会人になると、勉強会やイベントに参加する機会が増えた結果、相手から名刺をもらう機会も増えるのはあるあるだと思う。

以前は面倒だとか古臭い思うこともあった一方で

  • 相手のコンタクト情報が物理的に残る
  • 高精度のコンタクト情報が取れる(snsだとアカウントがない/見つからないことがある)
  • ハードルが低い(よほどのことがなければ相手は名刺交換に応じる)

    というメリットもあることにも気づいた。

    なのでなるべく交換自体はやるようにしているのだが、その時にちょっと困ったことがある。

    それは後にネットでつながろうとSNSで検索しても、相手のアカウントが見つからないことだ。

    そう、名刺はもらって終わりではない。

    相手とはネットの世界でも繋がり続けるのが今日では普通であり、名刺をくれたら相手のアカウントを探す作業というのが発生する。

    しかし大抵もらった(会社の)名刺に書かれているのは

    • 本名
    • 所属
    • 会社のコンタクト情報

    くらいで、本人をネットで探す手がかりが名前と会社名くらいしかない。

    githubtwitterアカウントを載せていることもあるが、facebookとかだと本名で探すのは難しい(共通の知人が多いか珍しい苗字とかでなければ)。

    でも、人とつながったあとに起きる「一緒にXXXやりましょう!!」的なアクションは、会社ではなく個人に対して起きるもの。

    そこで思いついた時にSNSでコンタクトを取れないのは、大変な機会損失だと思っている。

    自分もこれまで、イベントで会って話がとても盛り上がり、自分にも興味を持ってくれて名刺も渡してくれた人はたくさんいたと思う。

    けれどその後SNSでつながらなかったために、今では名前すら思い出せない人も多く個人的には後悔している。

    よってやはりSNSでのフォローにつなげられるような情報を名刺には載せるべきだ。

    名刺に求めること

    ここまでをまとめると

    「今の時代の名刺には『ネット上の繋がり(≒SNSのフォロー)につながる情報』が載っていなければいけない」

    ということになる。

    そこで自分が名刺に求めることをもう一度考えてみた。

    情報面

    • 繋がりたいSNSアカウントの情報 (ここは人それぞれでよい)
    • QRコードtypoや入力の手間を省くだけでなく、任意のURLを載せられるので宣伝とかに便利! (自分が執筆した本や主催の勉強会のURLなどを入れている人がいた)
    • 名刺にSNSのアイコンと同じ画像があると良い (裏面にでもいいけど検索性的に)
    • 会社のアドレスとかは要らない (基本コンタクトしないし繋がりたい相手は個人なので)
    • 電話は番号ではもうしないので無駄かも

    会社の名刺だと、オフィスの住所や細かい部署・役割みたいなことが書かれていたりするけれど、SNSでつながるという目的からするとほとんど意味がない情報と言える。

    それよりはネット上で自分を探しやすくする情報や宣伝を載せる方が良い。

      デザイン

      • 裏面はそんなに大事じゃないので遊んで良い (自分のブロマイドと座右の銘を載せている人とかいた、自分はマネしないけど)
      • sansanやWantedly Peopleなどのアプリでスキャンがうまくいくようなデザインにする (あまり変な色やデザインだと読み取りエラーになる)
      • 名刺にツッコミどころがあると会話が盛り上がる(自分なら「このアイコンvimのパクリですね!?」とか言われることが多い)

      裏面や余白は基本遊んで良いと思う。

      情報がネットへの繋がりを生むのだとすれば、デザインはその場での話題を生むためのものではないか。

      まぁオリジナリティを出すってすごく難しいことでもあるが、それがセルフブランディングというものだと自分は思っている。

      SNSプロフィールに求めること

      こうして名刺を渡されたらネットへの繋がりに移行するわけだが、ということはネット上でのプロフィールもこんな感じでSEO対策をしておくべきだと思っている。

      そもそもSNSアカウントを活かしておく

      • パプリックにする (外から見えない投稿はしていないのと同じ)
      • またゴミみたいな投稿は極力やめる (「見てください!!!」だけの宣伝とか「つらたん」的な愚痴とか、Twitterは特に。)

      ユーザー名やアイコンがネットとリアル、サービス間をまたいで統一だと分かりやすい

      • 理想的にはなるべく短くて英小文字だけがいい
      • 数字は覚えにくいし大文字や記号は打ちにくい
      • 意外と設定していない人が多いのがFacebookのユニークID 例えば自分ならURLは "https://facebook.com/imaizume" とかになる

      つまるところ「繋がりたいと相手に思われる=『フォローする価値がある』と思われないといけない」ということだと思う。

      「フォローする価値」と言うと「そんな価値ある投稿とかしなきゃいけないのか」と身構えてしまうかもしれないが、どちらかというと低辺に行かないという方が正しい。

      自分の場合、あまりにどうでも良い投稿が連投されたり価値のない情報が流れてくると、フォローを外したりミュートしたりすることが多い。

      なので積極的に投稿しなくてはいけないわけではないし、迷惑・不快と思われないような内容・頻度で投稿をすれば良いのではと思う。

      まとめ

      • 誰と繋がりたいのか → 個人・コミュニティ >>> 会社
      • どうやって繋がりたいのか → SNS = facebook / twitter / github etc... >>> メール・電話
      • 名刺はどうあるべきか → ネット上の繋がり(≒SNSのフォロー)につながる情報が載っている
      • SNSアカウントはどうあるべきか → SEO対策をして検索性とフォロー可能性を増やす
      • 繋がり方 → タイムライン見て好きならまた会うし嫌なら切る = しばらく様子を見つつその後にアクションが起きる (その場限りのお世辞や盛り上がりで後で気が向いたら連絡するのではない)

      まだ新しい名刺を作ったわけではないけれど、ちょうど切れかかっているので新しいデザインを考えて作ってみる。

      アカウント名がimaizu"me"な理由と正しい読み方

      imaizu.me取得からちょうど5年が経ちました

      なぜ自分のアカウント名が "imaizume" (最後が "mi" ではなく "me") なのか、また読み方は「イマイズメ」か「イマイズミ」なのかについて。

      すごくどうでも良い話だけど、最近勉強会で登壇したりすると聞かれること増えたので書いておく。

      最初はドメインを取りたかった

      もともとはアカウント名を先に決めたのではなく、独自ドメインを取ろうとしたのがきっかけだった。

      当然ながら最初は "imaizu.mi" というドメインが取得可能か探した。

      すると、どうやらTDL(トップレベルドメイン)には ".mi" ドメイン自体が存在しないらしい。

      トップレベルドメインで最も近いのは ".mil" だが、 "mil"ドメインはなんとアメリカの軍関係組織に充てられているものらしい。

      en.wikipedia.org

      つまりまずは米軍関係者にならない限りは取得の可能性すらなく、しかもできたところで "imaizu.mi" が取れる可能性もほぼ無いと見てよい。

      またセカンドレベルドメインでは ".mi" ドメインが存在するが、こちらもTDLの ".mil" と同じで米軍関係のドメインだった。

      .mi が無理なのでなので代替として .me を取得

      ということで最終的には妥協して "imaizu.me" を取得した。

      このドメインは現在も個人HPやメールなどに使っている。

      そしてその後、セルフブランディングのために各サービスでのアカウント名を統一したいと思ったとき、ドメインからドットを取って "imaizume" にした。

      数字や記号を入れず半角小文字英字だけで構成されていて、しかもどのサービスでも取られていなかったので気に入ったので使い続けた。

      これがアカウント名が "imaizume" となった所以である。

      読み方

      なお肝心の読み方ですが普通に「イマイズミ」で良いです。

      「イマイズ『メ』」って読まれることがありますが、本名をそのままコテハンにしたかったので、 "about.me" のノリで最後は「ミ」で。

      ちなみに自分のabout.meはこちら

      https://about.me/imaizume

      ドメイン取得からちょうど今日あたりで5年が経つみたいだったので書いてみました。

      宣伝効果抜群!! iOSDC2018でもらった協賛各社の素敵なノベルティグッズたち

      iOSDC2018に参加しました

      自分は今年始めてiOSDCに参加しました。

      自分はiOSエンジニアになってまだ1年弱で、正直行って本当に楽しめるのかと不安でした。 しかし実際はどのセッションも面白くて、明日からの業務でも活かせそうな話もたくさんあって来てよかったと思えるカンファレンスでした!

      ちなみにiOSDC2018期間中にブログを書くとプレゼントがもらえるらしく、せっかくなので久々に書いてみた次第です(笑)

      自社でも真似したくなるような多種多様なノベルティグッズ

      トークセッションの感想も書きたいのですが、自分はブースや受付で協賛各社さんにもらったノベルティグッズから「これは斬新で面白い!」と個人的に思ったものをピックアップしてみようと思います!!

      というのも、自分の会社も今採用目的でイベント等に出るときにノベルティを作って配ろうという動きがあり、その参考にしたいと思ったからです。

      とても面白いグッズが沢山もらえたので、ぜひ自社で何かノベルティ制作を考えている場合には参考にしてみてください。 頂いたもの全部は紹介しきれないでので、申し訳ないですがいくつかピックアップして紹介させていただきます❗

      (ブースでもらえるものと受付でもらえるものが混じっているのでご注意を! またステッカーについても省略させていただきます、ごめんなさい 😢)

      草サンダルと草パンツ (Findyさん)

      Findyさんのブースではガチャポンをやっていて、大当たりの景品がこの草サンダルと草パンツ❗ 靴底が草というか芝のサンダルなんて初めて見ましたw これを履いて歩くと裸足で芝生を踏んでいる感覚で気持ち良いでしょうか... 自分は残念ながらサンダルを当てられませんでしたが、代わりにスマホスタンドをいただきました(後述のCookpadさんと同じタイプ)。

      また大きなGitHubのコントリビューションをイメージしたボードにシールを貼って「草を生やす」ことができるコーナーも。 さらにステッカーも草でしたw

      防弾繊維でできた丈夫なLightningケーブル (Yahoo! JAPANさん)

      まず受付でもらえたのがYahoo JAPANさんのこのLightningケーブル。 2.4Aで急速充電対応で折り曲げに強い耐久性のある超実用的なグッズ! よくみると「防弾繊維」って書いてある...ミリタリー仕様?? とりあえず即カバンに入れました、明日から普段使いできる素晴らしい品 (^o^)

      おしゃれなコースターとドロイドくんステッカー (eurekaさん)

      eurekaさんのブースではおしゃれなコースターをいただきました。 これから寒くなる時期にはマグカップをよく使うのでぜひ家や会社で使いたいですね👍

      ところでiOSDCでドロイド君ステッカーを配っているのってなんかすごくないですか!? しかも自社ロゴとのコラボです、結構貴重なのではないでしょうか (^^)

      オリジナルキートップ (freeeさん)

      ロゴ入りオリジナルのキートップをブースで頂いたのは会計ソフトでおなじみのfreeeさん。 さっそく最近買ったばかりのergodoxにはめてみました。

      ぴったりでした!!

      なお自宅にはRealforceもあるのですが、そちらは軸の形が違ったみたいでうまくハマりませんでした (^_^;) 軸が十字のやつならいいのかな? ブースでも領収書をアプリで読み取る体験ができるといったなかなかおもしろい企画をされていました。

      スマホタッチペン&ボールペン (株式会社 bitFlyerさん)

      これはありそうでなかった...もらったときは普通にスマホタッチペンだと思っていましたのですが実はこれ、中からボールペンが出てくるんです ❗

      画期的 😆 お尻にタッチペンがついているタイプもありますが、持ち替える必要がなくて良いですね。 ただ間違えてボールペンを出した状態でスマホをつついてしまわないようにしましょう (^_^;)

      エンジニアとのランチ無料招待券 (GMOペパボ株式会社さん)

      エンジニアの採用には会食が効果が高いという話をよく聞くのでこれもいいですね。 カンファレンスだと採用目的でエンジニアを見つけても話す時間も限られてますし、後日落ち着いてランチで話すことで採用のKPIも高くなりそうです。 参加する側も気軽に知り合いを増やしたり情報交換ができて楽しそう、シンプルだけどなかなか良いアイデアですね。

      ちなみにくじのデザイン(写真左上)もかわいいのがさらにGOODだと思いました。

      XCodeチートシート付きホワイトボード (株式会社ミクシィさん)

      ミクシィさんからはXCodeチートシートをいただきました。 これだけでもデスクにあればかなり嬉しいのですが、その裏側には...

      ホワイトボードが ❗ ボード用のペンもセットで入っていました ✨

      エンジニアはちょっとしたロジックや設計の説明にホワイトボードを使うことが多いので、これも日常的に使えそうですね 👍 これで何かの説明のたび、毎回ホワイトボード前に移動しなくて済みそうです。

      木のお箸とスマホスタンド (クックパッド株式会社さん)

      個人的にクックパッドさんは、学生のころからイベントで様々なグッズを配布しているイメージがありました。 IT系のグッズではないですが、エンジニア以外でも日常で使っていてサービスを思い出してくれるようなものという点でお箸とても画期的ですね。

      もう一つはスマホの裏に付けるスタンド。 実は同僚がすでに別のイベントでGETしてたのを見て、いいなぁと思っていたところだったのでした!

      こんな感じで、隆起させるとスマホが持ちやすくなります。 バンカーリングよりもスマートで見た目もきれいです 👍

      Webカメラハイダー (株式会社ディー・エヌ・エーさんとアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社さん)

      FacebookのCEOはセキュリティ対策のためWebカメラにガムテープを貼っている...という噂を聞いたことがあります。 が、これがあればカメラ部分を汚さないですし、画面を閉じても厚みが気になることもありません(実際超薄いです ❗)

      そしてつけてみてわかったのは、画面の上部にロゴがあるというだけで自然と何度も目に入るので、刷り込みというかサブリミナル効果がある気がしました(笑) サイズも小さいですし、配布のしやすい画期的なアイテムだと思いました 😆

      クール&ホットアイマスク + たい焼き + eightロゴタブレット (Sansan株式会社)

      最後に、今回自分が一番衝撃を受けたノベルティグッズがこちら 🔽

      なんとジェル入りでクールダウンできるアイマスク❗❗  (目は隠れないのでマスクではない ❓) しかもこれ、冷蔵庫で冷やすのはもちろん、お湯で温めてホットにしても使えるらしいのです❗ すごくないですか 😂

      ということで実際着けてみました...

      特に冷蔵庫には入れてなかったのですが、目の周りがひんやりしてとても気持ち良い❗ 実はSansanの社員さんが実際に着用した様子がブログにて公開されていて、こちらには複数人でアイマスクを使うというもっとインパクトある画がありますのでぜひ見てみて下さい(笑)

      [blogcard url="https://jp.corp-sansan.com/blog/2018/05/eight_ruby2018.html"]

      社員の方が実際に使って使い心地を試したり既成品に縛られない斬新な発想が素晴らしいと思いました 👍 普通のアイマスクだと休憩はできるものの作業を中断しないといけなくなるので、このアイマスクのように目の部分を覆わないで動画でも見ながらクールダウンもできるのは大変便利です。

      またSansan株式会社さんは出会いを大切にするというモットーを掲げているようで、「大切にしたい」というフレーズが書かれたたい焼きも配っていました🐟 食べたら消えてはしまいますが記憶に残る1品ですよね。 サービスのロゴ入りタブレットも配布していて、トータルで見てなかなか太っ腹なノベルティだなと感動しました。

      まとめ

      iosdc bag and towel

      最後に受付でもらえるdipさんのバッグとブースで頂いたクックパッドさんのトートバッグ。 肩掛け式のものは珍しいですね。

      ということで、iOSDC 2018で頂いたノベルティグッズをただひたすら列挙しました❗ 冒頭にも書いたとおり、自社でノベルティを制作する際にお手本にしたいものばかりでしたね。

      本当はブースでの催し物も本当は載せたかったのですが、そちらはぜひ別の方が書いてくれることを期待します💧

      またdepoloygateさんのように「ブースを出していないけれどエンジニアを捕まえて賞品GETしてね!」的な企画も、参加者が楽しめる素晴らしい企画だと思いました。 (来年こそGETしてやるぞ ❗)

      https://twitter.com/DeployGate_ja/status/1035743998608998401

      もちろんiOSDCはエンジニアが数百人も集まる大きなカンファレンスですし、きっとノベルティの予算も各社それなりに大きかったことでしょう。 中には限られた予算でやることが難しいものもありますし、ブースや企画を出すのが前提のノベルティもあるかもしれません。

      ただ、ノベルティは採用やブランディングといった目的を達成するための手段です。 エンジニアへのブランディングに効果がありそうなのはどんなグッズか、採用につながりそうなのはどんなアイテムかを今一度考えて見る上で参考にしたいところですね。 自分の会社でもぜひ参考にしていきたいと思いました👍