imaizumeの個人メモ

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キーボード掃除の後にシリコングリスを塗ったらスコスコ感が若干戻ったよ

以前別のブログで寄稿した記事で『キーボードの掃除はカンタンだから定期的にやると良いよー』という話をしました。







しかし最近になって、キーボード掃除の後には軸にグリスを塗るとなお良いという記事を見つけました。

こちらのポストでは「かなり静かになった」「音がガチャガチャからコトコトに変わった」と書いてあったので、正直半信半疑ではあったものの自宅のHHKで実践してみました。

どうでもよいですが我が家のHHKはこちらの安いタイプ。


マニアの間で有名な高いモデルと比べると表面加工やスコスコ感が若干安っぽい感じはしますが、エントリーモデルとしては十分な性能なので、とりあえずお試しで使いたいって方にはオススメ。

グリス塗布には消音化とスコスコ感増幅の効果あり


結論からいうと、確かにこの方の言うとおり、グリスを塗っただけでキーの押し心地や音の大きさは変わりました。

塗ったすぐに個々のキーを押してもあまり分からないのですが、普段使いに戻ると「あれ、なんか違うかも!!」という感覚が伝わってきます。

具体的に言うと、音が小さくなりスコスコ感が増幅されているという感じです。

掃除の前はどちらかと言うと「カチャカチャ感」に近かったキーの押し心地が、高級なHHKの「スコスコ感」に少し近づいた感じがしました。

なおENTERやSPACEといった金属部品が入っているキーは、どうしても金属があるためかカチャカチャ感が残ってしまいます。

また違いとってもあくまで感覚的なもので「めちゃくちゃ良くなった!!」と誰もが実感できるものではありません。

(もしかしたら塗布する量が少なかったり方法が間違っていただけなのかもしれないですが)

なので塗り方やHHK以外のキーボードでは差が感じられこともあるかもしれません。

加えて全部のキーに塗り終わるまでかなり時間がかかる(1時間くらい)ので、仕事道具としてキーボードを使う人やこだわりがある人にはオススメしたいですね。

グリスの選び方と塗り方


正直最初はどれを買えばよいか判らなかったのでアキバのPCパーツ屋の店員さんに聞いたところ『ホームセンターにあるようなので十分ですよー』と言われたので、Amazonで一番安かったこちらを使うことに。



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そんでもって塗り方。

あまりちゃんとした方法があるわけではないのですが、素手でやるとあまり狭いところまで届かないうえかぶれの症状が出る人もいるようなので、自分は綿棒でやるのがベストだと思いました。

こんな感じで綿棒にグリスを適当につけて。量は適当ですが、綿棒に大分吸われるので感覚的には多めに塗っても大丈夫だと思います。


グリスを綿棒につける


先にキー側につけて後で伸ばした方が手間が省けるかも

先にキー側につける


あとは軸全体的に伸ばす、これを繰り返すだけの地道な作業...

軸全体的に伸ばす


元々掃除する前に金属部分に油がついていたので、推測ですが金属のヒンジ部分にも塗ってあげると良いと思われます。

金属部分にも塗る


プラスチック製なら必ず「シリコングリス」を使うこと!


どうもグリスには自転車などの金属部品などに使うグリスと、プラスチック製の部品に塗っても大丈夫なグリス(シリコングリス)があるようです。

うちにもちょうどロードバイク用のグリスがあったから「お、ラッキ~♪コレ使おう!」って思って調べたらダメだったので危なかったです(汗)

誤って前者を使ってしまうと、グリスがプラスチックを侵してしまい部品を劣化させるらしいので気をつけましょう!!